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創作童話ーガラクタ城のお姫様ー
昔々あるところに捨てられたものが集められるガラクタのお城がありました。
そのお城に住んでいるのはツギハギだらけのお姫様の人形。
彼女は裕福な貴族の女の子の誕生日に贈られた歌を唄う美しい人形でした。そして、次の年の女の子の誕生日に彼女のお友達として美しい王子様の人形が贈られました。
お姫様は女の子がいない間、王子様と楽しく過ごしやがて二人は恋に落ちました。

ところがある日、悲劇が起こりました。
女の子の友人の一人がお姫様の歌声の美しさに心を奪われ、こっそりと彼女を持ち出してしまったのです。
 お姫様を盗んだ子はとても乱暴でお姫様はどんどんボロボロになり、あんなに美しかった歌声も掠れ掠れになってしまいました。そして最後にはガラクタの山にお姫様を捨ててしまいました。

「女の子と王子様はどうしているかしら…」

 ツギハギだらけになり、女の子とも王子様とも離れ離れになってしまった可哀想なお姫様。そんな彼女を慰めてくれたのはブリキの馬でした。彼もまたサビだらけになって捨てられてしまったおもちゃでした。

「お姫様、泣かないで。きっともう一度会えるよ。」
 ブリキの馬に励まされ、お姫様は彼と一緒に旅に出ました。もう一度二人に会うために。険しい崖を越え、森を越え、湖を越え…ついに町までやってきました。

「お姫様、もう少しだね。もう少しで二人に会えるね。」
 ブリキの馬はさび付き、ぎしぎしと鳴る動かしづらいしっぽを振り微笑みました。お姫様もうれしくなり、少し掠れ掠れになった声で優しく歌いました。
 しかし、その歌声を聴いた犬がブリキの馬をくわえて逃げてしまいました。お姫様はついに独りぼっちになり、泣き出してしまいました。

ブリキの馬ともはぐれ、一人で町を旅するお姫様の耳に何処からか美しいバイオリンの音色が聞こえました。お姫様はその音をたどり、きしむ足を動かしてゆっくりと進みました。
薔薇の木を越えるとそこには懐かしいお屋敷が目に映りました。そしてバイオリンを弾いていたのは大きくなった女の子。そのそばにはサビを綺麗に落としてもらったブリキの馬と、お姫様と同じようにツギハギだらけになった王子様。
お姫様は掠れた声でゆっくり歌いました。すると女の子は驚きながらお姫様のもとへ走ってきました。そしてお姫様を抱き上げ、泣き出しました。

「今までどこに行ってたの?心配したんだから!」
お姫様は女の子の腕で昔と違った掠れた声で一生懸命歌いました。

「お父様に伝えてくる!」
女の子が喜び、お屋敷へ走っていくとブリキの馬は王子様を背中に乗せてこちらへ近づいてきました。
ツギハギだらけになったお姫様と王子様。二人は強く抱き合い、お姫様と王子様は二人で歌い出しました。王子様もお姫様がいなくなった間、彼女ともう一度再会できることを願い、歌を唄えるようになっていたのです。こうして再会した二人はもう二度と離れることはありませんでしたとさ。






End.






あとがき…ってか謝罪文w
 夜香さんをイメージに作った童話だと…こうなりました…すみません、すごい駄文なうえに題材がひどい!!
私の中で夜香さんは音楽が好きで強い、というより芯がある生命力を感じる女性というイメージでしたのでどんな逆境に立ってもしっかり自分の足で立ちあがって進んでいけるんではないかと思いこういう形になりました…ご、ごめんなさい!!以前書いた氷の塔だと自分をモデルにはしましたが、夜香さんは私にないものを持った、ぶっちゃけますとものすごく好きなヒロインになったと思いますw
こんな稚拙な文章のモデルになっていただき本当にありがとうございました!
奈雲
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未分類 |コメント:0 |トラックバック:0 | 2014/01/14(火) 15:37:22
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